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炭鉱夫

s-1-正面


共和国の新鋭海戦ゾイド、ハンマーヘッドのジオラマです。
ハンマーヘッドは中型ゼンマイを搭載しており、車輪で走りながら、泳いでいるかのように体をくねらせるゾイドです。
サメの腹に車輪がついているのは玩具的都合なのですが、キットに付いているものは実機にもついているだろうと。

また、ハンマーヘッドには外付けウェポンの「バイキングランスユニット」が販売されていました。
鈍色の機体、車輪、回転ドリル…。これらの記号から妄想を膨らませていき、炭鉱の風景へとたどり着きました。

また余談ですが、お茶の水のアートまつりの類で見かけた、ノーチラス号の建造シーンのジオラマが一番のきっかけになっています。「これ、ゾイドでやったら格好いいじゃん!」となり、もう、うわーっと。

s-2-斜め俯瞰2

▲地底のどんづまり感を出すため、二方を壁として、空間を切り取っています。
鑑賞のアングルが限られる構成のため、ジオラマは三段構成とし、下段の線路+ハンマーヘッド、中段には駅舎の小物机、上段には炭鉱夫の人々を配置しています。
密度と情報量はあればあるだけ良い。

s-3-見上げ

▲いくら汚してもよかろう、と、元々の海水塩汚れ+炭鉱の埃汚れで真っ白に。
このアングルから見ると、上中下段が全部見えるのでお気に入り。

s-4-駅

▲ミサイルハッチを開状態へ改造し、石炭を詰め込んでいます。
一時は、明るい水色の鉱石にして、メタンハイドレード(無印アニメ版に出てきた)にしようかと思ったのですが、ジオラマの色がとっ散らかるので止めました。わかりづらいしね。

奥から人力で運んできた石炭を、駅でハンマーヘッドに積み込む一コマです。

s-6-小物

▲駅の机には台帳や仕入帳など。グラビア雑誌の表紙は、ハンマーヘッドといえば、な遊び心。

s-IMG_7861.jpg

▲ちょっと離れたところにいる人たちの表情や仕草にも、それぞれのドラマがあります。
線路は、キットの車輪に径を合わせるため、Zゲージのものを2本並べました。

s-IMG_7862.jpg
▲元々は海底基地か何かだったことを伺わせる大きな配管。
数字の黄色がジオラマ全体の差し色になっています。

s-IMG_8076.jpg
▲壁の豆灯にはLEDが仕込んであり、この通りぼんやりと光ります。
炭鉱の趣があって最高の一枚ですね。写真は、フォンタナ氏(@PityFontana)に撮っていただきました!
地域の民俗資料館にある資料ジオラマのような雰囲気をイメージしながら、発光させました。
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渡河

s-1Main.jpg

共和国の名脇役、バリゲーターのジオラマです。

bari2.jpg

▲メカ生体時代のバリゲーターのキットには、箱裏に改造バリエーションが書いてありました。
右側の「工作隊仕様」の説明によると、「上部に戦車橋を装備したもので、短時間に架橋することが出来る」。

ゾイド星に戦車があるかどうかはさておき、同機の資料はこの一文と、GBソフト「邪神復活ジェノブレイカー編」に描かれたドット絵(クラフトゲーターという名前だった)しかありません。
ならばと、活躍想像図を作ってみました。

s-2見上げ

▲水陸両用ゾイドのバリゲーターならではの、いぶし銀な活躍です。
その名の通り銃後の工作隊に配備され、共和国ゾイドの進軍を助けたことでしょう。

s-3草越し

▲草木の表現にはKATOのフィールドグラスや、ウォーハンマー用の下草などを織り交ぜて使用。
土は吉岡和哉先生イチ押しのウェザリングペーストです。

s-4橋上

▲表情豊かな歩兵たち。
バリゲーター自体は小型ゾイドですから、あまり大きな兵器やゾイドを橋渡しすることは難しかったでしょう。
こうして歩兵や24ゾイドに随行し、進軍を助けていたと思われます。

s-5川辺

▲架設を終えて一休み。川面はクリスタルレジンです。
窪んだ所に落ち葉を溜めるのが楽しかった。

s-6橋後ろ

▲進軍中の部隊と工作隊とで、歩兵の雰囲気を変えてあります。
バトストの写真(アルメーヘンの橋あたりに詳しい)を見ると、共和国の工作隊は黄色い軍服のようです。

s-7橋前

▲渡った先にはパワードスーツくん。戦闘用のほか、工作隊の自衛用にも配備されていたのではないでしょうか。

s-8メガトプロス
s-9サンドスピーダ

▲ジオラマの中央を飾るのは「KITTY-HAWK」様のガレージキット「メガトプロス」「サンドスピーダ」です。
その出来栄えはどうぞ写真でご覧ください。

ジオラマの主題はバリゲーターなのですが、とにかく地味でいぶし銀な当機。
変に目立たせてしまっては、かえって魅力を削ぐことにつながると思い、ジオラマの目立つところには、あえて別の機体を置くという割り切ったレイアウトにしました。
メガトプロスの青い大きなクリア―パーツが、抜群に目を引いてくれるので、土台としてのバリゲーターの魅力を何倍にも引き出してくれます。
配置のシナジーがとてもうまくいった一例で、気に入っています。
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中井由 (ナカイ ユウ)

Author:中井由 (ナカイ ユウ)
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